この一瞬に悔いなし ②

アニサマ2018にて、もう一組、惹かれたアーティストがいました。そう、i☆Risです。第1回アニソンボーカルオーディションにて選出、結成されたWUGちゃん直属の先輩ユニットです。僕を含め身内のオタクはその時披露した「キューキョクのプリパラメドレー」に惹かれ、i☆Ris及びプリパラにハマることになるのです。(僕を含め、というか身内がハマりすぎて僕もその熱に浮かされた、という方が正しいかも)まあとにかく、女児になりました。

これWUG関係なくね?と思われるのはそれはそうなのですが、これが僕のハジマリでした。

 

対抗心から始まるFINAL TOUR

 そんな折、どうやら12月頭にプリパラのライブがあるらしい、ということで一緒にハマっていた身内のオタクは既にチケットを握っていてそれはもう人生の頂点か?ってレベルで高まっていました。彼らほどハマっていなかった僕はアンテナを張っておらず金欠でもあったので行けないのは分かっていながらもそれはもう悔しかったです。無限に楽しみ楽しみ言っている彼らを指を咥えて見ているのは最早嫉妬に近かったと思います。

 同じ日に金のかからないイベントは無いものか、そんな気持ちで東北民の僕は車で行ける範囲でのイベントをダメ元で探していた所、見つかりました。僕のここから3月までのオタク人生を揺るがす始まりのイベントが。そう、「Wake Up, Girls! FINAL TOUR – HOME – ~PART Ⅱ FANTASIA~ 岩手公演」です。

僕が岩手公演参加を決めた第1の理由はWUGへの興味ではなく、身内オタクへの対抗心なのでした。

 

岩手公演 

 さて、行くことを決断した岩手公演ですが1人で初現場に行くのはちょっとなぁという何とも女々しい気持ちを持っていた僕は少し前に連番募集していた記憶がうっすらあった東北のオタクに連絡。連番快諾でした。まあそこまでモチベーションがあったわけではないし、一度アニサマで最後にしようとした手前、最初で最後のWUG現場楽しんでいこう、そんな気持ちで臨むこととなりました。

 会場に着いてつい最近FFとなった大阪のオタクも参加するということでエンカすることに。東京からバス一本だから近い!wとか言っていましたがよくこんなクソ田舎まで来るわホンマ。というのが正直な感想でした。彼との出会いという意味でも岩手公演は僕の中でとても大きなポイントとなったと思います。

 WUGライブについての情報は皆無のまま、連番者とアレが聞きたいコレが聞きたいなど話しながらいよいよライブが始まりました。予習が不十分なこともあり曲は分かるけどタイトルわからん!wみたいな曲もチラホラありましたが、3ヶ月ぶりに見るWUGちゃんは全く別のユニットへと進化していました。誇張表現にはなってしまうと思うのですが僕が生で見た今までのWUGちゃんとはもう完全に別物だったように感じました。特に「Beyond the Bottom。あの曲だけ段違いでした。なんだアレ?歌い方全然ちゃうぞ?

 今回のツアーではどうやら企画コーナーなるものが毎度あるらしく、岩手は奥野香耶さんの出身地ということで企画担当は奥野香耶さんでした。内容は声優になることについてのドキュメント映像から始まるものだったのですがそれはもう並々ならぬ決意、覚悟が感じられる映像になっていました。映像が終わるとグランドピアノと合唱団が登場。え?合唱すんの?wって思った僕をぶん殴りたい。それはそれは素晴らしい合唱でした。曲が始まると立ち上がってしまいがちなオタクも流石に誰も立てない。もう座ってボロボロ泣いてしまいました。スタンディングオベーションってああいう感じなんですね…。鳴り止まない拍手。あの光景はオタクライブでは一生見られない光景でしょう。忘れません。

 そんなコーナーが終わりライブパート。アニメ曲は全部やってくれ、大満足でした。特にアンコール後の曲では3F席にまで青山吉能さんが上がってきてくれ、めちゃくちゃ近くに。1階席を一生羨ましがっていましたがこれにはもう極上スマイル。最高。吉能単推し卍。しかもこれ毎公演やっているというお話を聞きました。ファンサの権化みたいなユニットだ…。

  開演前に僕が聞きたいと思っていた曲は何一つセトリにはありませんでした。しかしこの満足感。

https://twitter.com/nafo_271083/status/1071733581943255043?s=21

僕の頭からプリティーライブはすっかりと飛んでしまいました。むしろ彼らにマウント取りに行くレベル。とんでもないライブに来てしまった、そう感じざるを得ませんでした。

 

 

決意

岩手公演を経て僕はもうこれを最後にしたくない、という気持ちしかありませんでした。とはいうものの、残りの公演は横須賀、熊本、大阪、長野、徳島、愛知、仙台。ツアーではないですがわぐりすらんはi☆Risもいるので絶対行くぞになっていて、自分のお財布と相談してみても現実的なのは愛知仙台くらいでした。(長野はイベ被りしていたため)でもまあチケットないしなぁ…とホニャホニャしながら日々を過ごしていたところ横須賀公演でさいたまスーパーアリーナ(以下SSA)でのFINAL LIVEが発表されました。これはもう絶対行くしかねえ!てかこれ行けるし他の公演はええか!wこんな気分になっていました。

 それから時間は経ち、わぐりすらん当日に。僕の気持ちとしてはWUGちゃんもランガちゃん見れるけどi☆Risで楽しみたい気持ちが強かったので割とi☆Risのオタクの顔つきで臨みました。

 初めて行くわぐりす(らん)はトークありバラエティありのそれはもう楽しいイベントで今年が最後なのを一生嘆きました。そして夜公演、終わりの挨拶がやって来ました。感情になりすぎていて内容は覚えていないのですがとにかくi☆RisちゃんからはWUGちゃんへの出会いから今までのお話、ランガちゃんからは短い間だったけどお世話になりましたといった話、そしてWUGちゃんからは両ユニットへの思い、これからの抱負を語っていたと思います。このイベントのMCはタイムキーパーで有名な鷲崎健さんが務めていたのですが、泣きすぎてMCを止められず結局30分押しでの終演となりました。このイベントを昼夜参加して僕の中で決意が固まりました。

https://twitter.com/nafo_271083/status/1091673202105839616?s=21

このWUGちゃんがWUGちゃんである瞬間をもう逃せない。残りのツアー、必ずどこかの公演に行こう、と。

 

 

読んでいただきありがとうございます。

文章まとめるの下手すぎてまた終われませんでした。プリパラは面白いので観て下さい。

後二つくらい書きそう…